動いてる間にナプキンがずれてしまったり、就寝中にショーツに経血がついていたりと女性であれば何かしら生理中の失敗は経験していますよね。
私の場合は日によって経血量が違うし、激しめのエクササイズをすることも多く、さらに旅行に行くことも多かった(最近は全然行けてないですが)ので、毎回同じ生理用品ではうまくいかないこともありました。
そこで最近では生活シーンによって4種類のアイテムを使い分けているおかげで生理中の失敗がなくなりました。
この記事では、どんなシーンでどんな生理用品を使っているのか、詳しく紹介するので参考にしてみてください。
Contents
経血量が安定しているときのアイテム
経血量がそれほど多くないとき、たとえば生理が終わりかけの日などは通常のナプキンを使っています。
ナプキンを選ぶときのこだわりは絶対に羽付きのものを選ぶこと。
一時期はできるだけナプキンが肌に触れる面積を減らしたくて羽付きではないものを使っていたこともあったのですが、羽がないとすぐにズレてしまって安心できない。
とくに私は走ったり筋トレしたりとよく動くし、就寝中も何度も寝返りをうつので羽付きが必須。
現在愛用しているナプキンはロリエ スリムガード。もちろん羽つきで何度もリピート中です。
薄いのにしっかり吸収してくれるし、肌にも優しいので肌荒れしづらい。かさばらないので持ち運びにも便利です。
羽つきナプキンでも漏れる場合は?
羽つきでもナプキンがズレてしまったり経血がお尻の方に漏れてしまう場合は、ショーツを見直したほうがいいかも。
古くなったダブダブのショーツだとナプキンがうまくフィットしづらく、経血漏れの原因となることもあるのでショーツの買い替えどきかもしれません。
なお、ナプキンを使うときはできるだけナプキンを取り付ける内布のついたショーツを選びましょう。
私が最近気に入っているのはソフィ 極ぴたFIT ナチュラルフィット。サイズ選びさえ間違えなければしっかりフィットしてくれるし、デザインもスタンダードで使いやすい。お手頃価格なのも嬉しい商品です。
経血量が多いときのアイテム
経血量が安定しているときはナプキンのみでも全く問題がないのですが、量が多いときはナプキンとタンポンの二刀流です。
量が多いとき用の厚手のナプキンもありますが、動きづらいしオムツを履いているような感覚で、フィットしたパンツを履くときに気になるので個人的には好きじゃないです。
でも、タンポンと薄手のナプキンの両方を使っているとタンポンがしっかり吸収してくれるし、万が一タンポンの吸収量を超えてもナプキンがしっかり受け止めてくれるので安心。
「タンポンがいっぱいになったな」と思ったら、タンポンだけ外してナプキンオンリーにすることもできるので交換も楽。
タンポンはスティック型なので持ち運びもナプキンに比べるとはるかに楽です。
なお、タンポンはナプキンほど種類は多くはなく、ソフィ ソフトタンポンがスタンダードで取りつけやすくておすすめです。こちらの商品は最寄りのスーパーやドラッグストアにも必ず置いてありますよ。
タンポンを取り付けるのが怖いときは?
私も初めて使うときは怖かったです。でも、量が多い日はやっぱり漏れるのが不安だし厚手のナプキンは気持ち悪い。ということで、高校生の時からタンポンを導入しています。
初めて使ったその翌月からはなんの抵抗もなくタンポンを使えるようになったので、すぐに慣れるはずです。
実は、欧米ではナプキンよりもタンポンの方が主流で、大学時代に留学していたときはタンポンにお世話になりっぱなしでした。
欧米の生理用品事情は「こんなに違う! 世界の『生理』事情」をご覧ください。
とはいえタンポンといっても身体に異物を入れることにかわりはないので、最初は小さいものから始めてみるのがおすすめ。まずは終日在宅できる日や就寝中のナプキンとのダブル使いから始めてみてください。
最初は数の少ないソフィ ソフトタンポンコンパクト スーパー 量の多い日用 8個入で試してみるのがおすすめ。価格も200円台なので気軽に始められます。
旅行時の強い味方「月経カップ」
月経カップは洗って何度も使えるタイプのゴム製の生理用品で、これさえあれば正直ナプキンもタンポンも不要です。
一度でも買えば何度も使えるのでお財布にも優しく、旅行時には荷物が減って本当に楽。
月経カップのデメリット
とはいえデメリットもあります。
まず、取り付けが難しいこと。タンポンに比べると大きいし素材も全然違うので初めて使うときはやはり抵抗を感じます。
そして、もう一つのデメリットは衛生面。
きちんと洗って使えば清潔な状態を保つことができますが、どうしても抵抗がある場合には無理して使わなくてもよいアイテムかな、と思います。
月経カップの使い方については「噂の月経カップを使ってみた! リアルな感想とコツを紹介」からご覧ください。
それでも月経カップを選ぶ理由
前述のとおり、私のメインの生理用品はナプキンとタンポンです。一方で月経カップを使うシーンとしては旅行時とプールに入るとき。
生理は毎月1回必ず来るものなので、どうしても旅行とかぶることが多かったのですが、月経カップがあれば装着したままプールに入っても安心。
泳いでもはしゃいでも漏れたことは一度もありません。
整理中の旅行の時の荷物を減らせるのも安心ですね。
また、ジムに行ったときやヨガの時にもナプキン不要でスポーツウェアに響きづらく、動きやすいので気に入っています。
タンポンと同様、コツさえ掴めば慣れるものなので気になる方はぜひ試してみてください。一つあるだけでもかなり快適になりますよ。
旅行と生理がかぶるときの裏技
月経カップはとても便利ではあるのですが、さすがに温泉で使ったことはありません。
そこで私は温泉旅行や南国での旅行を思いっきり楽しみたいときには生理を遅らせるための延長用のピルを使っています。
このおかげで通常は生理が来るタイミングでも経血を気にすることなく旅行に集中できます。
ただし、ピルは副作用もありますし、一般のドラッグストアでは購入できず婦人科の医師の処方が必要となるので、注意が必要です。
経血吸収サニタリーショーツのすすめ
最近はエコの観点からも注目されているのがナプキンやタンポン不要のサニタリーショーツ。ショーツ自体に経血を吸収するクッションがあって、洗って何度も使えるタイプのものです。
月経カップが難しいという方でも取り入れやすいと思います。
最近まであまり詳しく知らなかったのですが、そろそろ生理が来そうだけどいつ来るかわからない微妙なときや、生理の終わりかけに導入したところ、ナプキンが無駄にならずにエコだし本当に便利。
ナプキンがなくても生理期間を過ごせるので、これらのアイテムがあると災害時などにも安心です。(月経カップも同じですね。)
とはいえ、ショーツを脱いだときに経血が染み込んでいくのが見えるのが気になる方もいるかもしれません。
使用感についてはYoutuberの佐藤優里亜さんも解説しているので、気になる方はチェックしてみてくださいね。
経血吸収サニタリーショーツは高級なものから手の届きやすい価格帯のものなど種類は様々。
私はまだ導入したばかりですがコンフィッツ 経血吸収サニタリーショーツのショーツが安くてしっかりした素材で気に入っています。
まとめ
生理用品はナプキンだけ、という場合は今回ご紹介したようなアイテムを一つ追加するだけでもサニタリーライフが快適になると思います。
ちなみに私はサニタリー関連のアイテムは基本はネットからの購入で全て済ませています。
購入時の気恥ずかしさ(さすがに読者層のアラサー世代はすでに恥ずかしくないかも)もないですし、毎月必ず使うものなので補充も効率的だからです。
生理は生理中だけでなく買い物まで含めて全て楽に快適にできるので、参考にしてみてくださいね。