女性はいくつになっても綺麗でいたいと思う生き物。
でも、20代の頃の私は「女性にとって若さは大事!年をとるのが怖い!年をとっても人生を楽しめるイメージがわかない!」なんてことを思ってました。
ところが自分自身が年齢を重ねるにつれ、大人になって年を重ねるごとに綺麗さが増していく女性が多いことにも気がつきました。
綺麗の基準は人によって違うと思いますが、私が思う綺麗な大人の女性は凛とした佇まいで清潔感があり、自分に似合うものを自然と着こなし、どことなく余裕がある雰囲気の女性。
いつしか私自身も「あんなふうに年を重ねたいな」と思うようになりました。
とはいえアラサーになった今の私は全然それに近づけてない!それどころか最近なんだか代謝が悪くなって太りやすくなった気が…。さらにコロナの影響で外出する機会も減り、以前よりもファッションや美容への興味も薄れてきている。
「このままではダメだ!」と最近ようやく奮い立ち、美しさが増していく女性たちと今の私の何が違うのか、気がついたことがあるので今回はそれについてまとめてみました。
大人になって綺麗になる人の意外な共通点
大人になってさらに綺麗になる女性たちが共通して持っているのが「心のゆとり」。
「この人綺麗だな」と思う人は、たとえばいつも毛先や爪先が綺麗、歯が綺麗、太りすぎず痩せすぎず体型が整っている、笑顔が多いなどの特徴を備えている人が多いのですが、これらを日々整えていくのは一部の人にとっては並大抵のことじゃない。
心にゆとりがあるからこそ、自分自身を整える余裕を持つことができます。
でも、いつも時間に追われて疲弊していたりストレスを抱えている人は自分にかまっている余裕なんてなくて、その状態が長く続くほど外見にも疲れや苦悩が表れます。
実際、「昔はあんなに綺麗だったのになんだか雰囲気がだいぶ変わって残念だな」と思う人、周りにいませんか?
つまり、日々の行動や習慣の積み重ねは外見を変えるほどの威力があるということです。
人は習慣によってつくられる。
優れた結果は一時的な行動ではなく、習慣から生まれる
古代ギリシャの哲学者 アリストテレス
時間のコントロール感を失うことは「綺麗」の大敵
最近の私自身を振り返ってみると、全く心に余裕がない…!
1年半前に未経験の仕事に転職したことで、仕事自体は楽しいけど覚えることが多すぎて仕事量も膨大で忙しすぎて、平日は仕事してるか家事しているか食べてるか寝てるかのいずれか。
仕事は忙しいけど婚約中の彼には美味しくて健康的な食事を作ってあげたくて、快適な自宅で過ごしてほしくて、家事はかなり頑張ってる方だと思います。その分自分の自由時間は減る。
こんな状態で目の前のタスクをこなすのに毎日精一杯。時間がなさすぎて、もはや自分が女であることを意識しなくなるほど…。
たまに外出したときに綺麗な女性を見ると今の自分と比較してしまい、さらに自信がなくなるという負のスパイラル。
何が言いたいのかというと、毎日本当に頑張ってるんです、私。
なので仕事上の成長は実感しています。上司や同僚からの信頼も得られて、評価してもらえて、これまで頑張ってきて本当によかったと思ってます。
でも、正直心も体もボロボロ。こんなんじゃ全然幸せじゃないし、綺麗な人に共通する心のゆとりからは程遠い。
心にゆとりを持つためには頑張りすぎはNG
他人から評価されるためや大切な人を喜ばせるために努力することは必要なこと。
でも、それを自分のキャパ以上に頑張りすぎてボロボロになるのと、女性として綺麗に成長することは全然違います。
頑張りすぎて余裕がなくて、そのために女性としての自信をなくしている人は(私を含めて)本当に多いです。
あまりにも無理して頑張りすぎる状態は「綺麗」からはどんどん遠ざかります。
そんな自分を変えたければ、自分自身の今の状態に気づいて意識して変えようとしなければこの先も忙しすぎて余裕のない日々は変わりません。
ではどうすればいいのかというと、頑張りすぎている状態を手放すことが必要です。
全部一人でやろうとしなくていいんです。もっとうまく周りに頼ったり、ときには手を抜くのも大事。完璧である必要はないです。
もっと自分に優しくしてあげることができれば、忙しさを手放し、もっと自分の時間がモテるようになります。
自分の好きなこと、心地よいことを生活にとり入れていくことができるようになると、それは心にゆとりが生まれた証拠。
自分が思う「綺麗」に一歩ずつ近づけるようになります。
まとめ
そういえば以前はありがたいことに「また綺麗になったね」と言ってもらえることが多かったのです。当時は綺麗になるために特別意識して何かしていたわけではなく、自分が心地よいと思うこと、楽しいと感じることに素直に時間を使えていました。
そのときは自分で時間をコントロールできる感覚があって気持ちにも余裕がありました。
でもアラサーに近づくにつれて「もっと頑張らなくては」「もっと成長しなくては」という気持ちが強くなり、気がついたら自分の自由時間がなくなるほどに毎日多忙すぎる生活を送っていました。
これが続いていては余裕のなさが表情や体にも表れ、自信がなくなるのも当然ですよね。
綺麗だな、と思う人でこんなに余裕のない人は見たことがありません。
もっと自分を大切にして、自分の時間を取り戻していくことで綺麗に近づけるといいな、とこの記事を書きながら改めて思いました。