この記事ではこんな話をします。
- メイクをしたくないと思うのは自然なことである理由
- 海外女子たちのメイク事情
- メイクをしないメリット5つ
- メイクを確実に減らすためにできること2つ
メイクすることで朝から気分が上がって自信がつくような気がするし、化粧をすること自体楽しくて好きです。
でも毎日忙しい中でしっかりメイクするのは大変。正直メイクは特別なときだけできれば満足です。
この記事を書く私は以前は毎日バッチリメイクして、仕事の日はかっちりしたスーツを身につけ、8cm以上のハイヒールを履いて出かけていました。
一方、今の私はきちんとメイクをするのは週数回程度。もう今の生活が快適すぎて以前の生活には戻れません。
とはいえ堕落した生活を送っているわけではなく、毎日自分の気に入ったものを身につけ、肌や健康管理は今まで以上に気をつかっています。
以前よりも視野が広くなったからこそわかるのですが、女性らしくいることや綺麗に身を整えることと、「メイクをすること」はイコールではありません。
メイクをしない方が体や心にとってよいことがたくさんあるし、メイクをしなくなってからは生活の満足度が上がったので、「できれば毎日メイクするのはやめたいな」と思っている人にぜひ読んでもらえればと思います。
Contents
メイクしたくないと思うのは自然な心理
職業柄メイクが必須な人やメイクすることが好きで情熱を燃やせる人は例外ですが、そうでなければ毎日メイクをしたくないと思うのは自然なことです。
メイクは時間もお金も労力もかかる一仕事だからです。
たとえばメイクに30分かかる人の場合、一週間毎日メイクしていたらそこにかける時間は合計3時間半。1ヶ月続けると14時間。
これを半年、1年、10年と続けていったら…?
メイクする日を減らしてこうした時間を生きるうえで不可欠な睡眠時間にあてることができたらどうでしょうか。
これは一例ですが、毎日メイクするということは他にもっと重要なやるべきことに時間やお金、思考力、体力をメイクの時間に奪われているということです。
海外のメイク事情は?
外国人の彼と付き合いたての頃、ちょっと出掛けるだけでもしっかりメイクしている私に彼は心底驚いていました。
思いつきで今から近くの飲食店に食事に行こう!というときにも「30分だけちょうだい!メイクするから!」と言う私に「ちょっとその辺まで食事に行くだけだからメイクなんていらないよ」と言う彼と何度ケンカしたことか…
海外では毎日化粧をする女性は少ないと彼からはよく聞かされていたのですが、「欧米人は目が大きくて彫りが深い美人ばかりだから化粧なんて必要ないんだ」と思っていました。
でもよくよく考えると、学生時代に留学していた頃、同じアジア人である韓国人や中国人、ベトナム人なども学校にメイクをしてくる人はほとんどいなくて、ちゃんとメイクしておしゃれに着飾っていたのは日本人学生くらい。
逆に外国人たちは夜にパーティーがあるときなどはしっかりメイクしてドレスアップしていて、昼間とのギャップでさらに美人に見えました。
田舎の大学に留学していたので都会の大学だともう少し事情は違ったかもしれませんが、それでも確実に言えることは日本人の私たちは他人の目を気にしすぎだということ。
一方で、他人は思っているよりも自分のことを見ていません。
メイクをしないメリット5つ
こうして彼の急な思いつきデートに振り回されているうちにメイクが薄くなっていった私ですが、メイクをしなくなったことで得たものは大きかったです。
具体的にはこちらの5つのメリットがありました。
- 洗い過ぎによる肌荒れが減った
- メイクの洗い残しがなくなった
- メイクよれの心配がなくなった
- メイク周りの出費が減った
- 自由な時間が増えた
① 洗い過ぎによる肌荒れの心配がない
メイクするとクレンジング→洗顔フォームというダブル洗顔をする人が多いと思います。以前の私もそうでした。
でも、ダブル洗顔は必要な皮脂まで落としてしまうので乾燥の原因。
キレイな素肌を保ちたい人にとって乾燥は大敵のはずなのに、肌を美しく見せるためのメイクが逆に肌荒れの原因となってしまうのです。
さらにメイクを落とすためのゴシゴシこすり洗いによる肌への摩擦はくすみやシミの原因にもなります。
でも、メイクをしなくなるとダブル洗顔やゴシゴシ洗いが不要になるので洗顔による肌への負担が少なくなりました。
② メイクの洗い残しの心配がない
せっかくゴシゴシ洗顔して完璧にメイクを落としたと思っていても意外とメイクは残っているもの。
メイクの洗い残し、すすぎ不足は肌荒れやニキビの原因になります。
また、とくにアイメイクの洗い残しは目のトラブルや目の周りの皮膚の色素沈着を引き起こすので、メイクの洗い残しには要注意です。
でも、メイクの機会が減るとこうした洗い残しのリスクが少なくなるので、今の生活になって肌の調子がよくなってきたことを実感しています。
③ メイクよれの心配がない
毎日かっちりメイクをしている時は湿度の高い時期などにアイメイクがとれかかって目の下についてしまったり、ファンデーションのベタつきが気になっていました。
でも、そもそもメイクをしていない、あるいは薄づきメイクだとメイクよれの心配もありません。
このためメイク直しのためのグッズを持ち運ぶ必要もなくなったので、外出時の荷物が圧倒的に減って身軽です。
大きなバッグは不要で小ぶりのチェーンバッグだけでも十分なので、おしゃれの幅も広がりました。
④ 出費が減る
以前は毎月のようにメイク周りのグッズを購入していて、多い時だと月に3万以上払っていることもありました。(デパコスにハマっている時はメイク代が高かった…!)
一方、今は買い替えがほとんど発生しないので金銭的な負担が減り、その分もっと必要なことにお金をかけられるようになりました。
その代わり、食事にかかるお金や書籍代、旅行、マッサージ、その他の美容(医療脱毛や小顔矯正)などへの投資が増えましたね。
⑤ 自由な時間が増える
毎日メイクをしていた時は早くても20分、うまくいかないときや時間があるときは無駄に1時間近くメイクや髪のセット、服選びに時間をかけていました。
でも今はメイクにかかる時間が激減したので、その分睡眠時間を確保できたり、勉強や読書、副業にかける時間が増えました。
このおかげかここ数年大きな風邪はひいていないし、収入も増えているのでメイクしないことは本当にいいことしかありません。
メイクを減らすためにできること
ここまでメイクしないメリットをご紹介してきましたが、いきなりメイクしない生活に変えられたわけではありません。
私も日本人なのでどうしても周りの目は気になります。
そこで私が今メイクせずともあまり気にならなくなった理由をお伝えします。
理由①:素肌美人を目指す
以前の私は自分の肌のニキビ跡やシミ、肌荒れが気になって分厚くファンデーションを塗りたくっていました。
一方、周りを観察すると肌が綺麗な人ほどメイクが薄いことに気がつきます。肌が綺麗な人はそれだけで若々しく見えてしまうので、メイクなんてしなくても十分魅力的です。
そんな私も学生時代から肌のトラブルには本当に悩まされてきたので、色々勉強して試してきたことで最近では肌のトラブルはほとんどなくなりました。
そうするとメイクで隠す必要がないんですよね。
まだまだ満足できるほどの理想の肌にはなっていないのですが、昔に比べると肌の調子がだいぶよくなってきたので、肌に自信がなくてメイクしている人は以下の記事も参考にしてみてください。
理由②:メイクしなければいけない機会を減らすのも一つの手
もし私が毎日会社に通勤していたら今でも毎日メイクしていたかもしれません。
会社からメイクを強制されているわけではないのですが、同僚に会うとなるとやっぱりすっぴんでは恥ずかしいです。
でも、今はフルリモートワークできる会社で働いているので、そもそも出勤がなく知り合いに遭遇することもありません。
毎日必ず会うのは冒頭でも紹介したパートナーと、近所の人、スーパーやカフェの店員さんくらい。
彼らにとっての私はデフォルトがすっぴんの私なので何も気にする必要がないんですよね。
メイクをしたくないと言う理由だけでリモートワークができる会社に転職する人はいないと思いますが、この働き方は他にもいいことづくしなので、今の働き方を変えたいと思っている人にもおすすめです。
リモートワークで働く快適さについて以下の記事で紹介しています。
リモートワークできる会社を含め女性の働きやすさを重視した会社に転職したい方は以下の記事をどうぞ。