こんな疑問に答えます。
- 在宅勤務したくて転職したら人生の幸福度が上がった話
- 在宅勤務のデメリットとは
- 私が職場で見た在宅勤務が向いてない人
- 在宅勤務できる会社に転職するときの注意点
この記事を書いている私は昨年在宅勤務(リモートワーク)できる会社へ転職。
その結果、ものすごく生きやすい人生になったと感じています。正直言ってメリットばかり。
去年転職した理由の一つはリモートワークしたかったから。
実際転職した感想は「リモートワーク最高」☺️
業務量が多いことに変わりはないけど以前のように日曜の夜憂鬱→金曜の夜だけ笑顔が増えるということは皆無。
職場での飲みニケーションが減り家族とのコミュニケーションが増えたのも嬉しい。
— ゆりえった (@yulietta20) March 7, 2020
もちろん在宅勤務はいいことばかりではなく、 「もっと○○だったらいいのにな」と思うことも少なからずあります。
そこで今回は実際に在宅勤務を経験して感じたメリットとデメリット、在宅勤務できることは魅力的だけどそれを使いこなせない在宅勤務に向いてない人について解説します。
Contents
在宅勤務したくて転職したら人生の幸福度が上がった話
もともと私はこんな感じでブログを書いたりこっそり副業していたことや、家族との時間をもっと大切にしたいと思っていたこともあり、会社に時間を拘束されることに息苦しさを感じていました。
でも、外国人のパートナーの自由な働き方を間近で見たり、Twitterを見るようになってからようやく「正社員でも家で働ける会社がある」と知るようになりました。
在宅勤務の存在を知ってからは自分のライフスタイルがさらに窮屈に感じるようになり、転職欲が高まるばかり。
それから色々きっかけがあって、無事今の会社に転職することができたのですが…
毎日が平和で最高ですね。
今の会社はまだフルリモート(毎日在宅勤務ができる状態)ではないのですが、週2〜3日自宅で働けるだけで心身の健康度が上がりました。
具体的には以下のとおり。
① 満員電車から開放される
在宅勤務している誰もが口をそろえるメリットですが、満員電車で通勤する必要がないのでストレスフリーです。満員電車は本当に無駄でしかなく、ストレスという名の鉄の塊。
在宅勤務の日でも会社で仕事する日と勤務時間は変わらないのですが、仕事が終わった後の疲労感が全然違います。
いかに今まで満員電車で消耗していたか気づかされます。
② 仕事の生産性が上がる
これは人によるのですが、私の場合は確実に仕事の生産性が上がりました。
会社で仕事していると、電話がかかってきて仕事を中断しなければならなかったり、誰かに突然話しかけられたり雑談に付き合わなくてはならず、仕事が進まないことも多いんですよね。
私は会議以外では集中して仕事に没頭したいタイプなので、在宅で一人で働ける環境がかなりハマりました。
作業効率が上がったので空いた時間に本を読んだり、勉強したり、たまっていた雑務を処理したり、ちょっとだけ休憩(昼寝したりサボったり)する時間もできました。
③ 食費や交際費などの支出が減る
ランチ代が大幅に減りました。
これまでは毎日のようにコンビニに行ったり外食したり、コーヒーを買ったりお菓子を買ったりして通勤すると一日1,500〜2,000円くらいはかかっていたのですが、最近はゼロの日もあります。
厳密に言うと前日の夜に作っておいたものを食べたり、軽く調理するので、全くゼロ円というわけではないのですが、通勤時に比べると圧倒的に食費が安くなりました。
さらに、職場の同僚達も積極的にリモートワークを利用しているので、同じ部署のメンバー全員が会社で揃うことが少なく飲み会が開催されることが稀。
よって、交際費などの支出も減りました。
④ 休憩時間の過ごし方が自由
在宅勤務中は業務に支障がなければ自由に休憩をとってもよく、会社のルールとして1時間以上休憩したときは勤怠管理システムで申告すればOKという仕組み。
なので、ランチタイムに家族と外食にでかけたり、育休中の友だちに会いに行ったりと休憩時間はかなり自由に過ごしています。
転職前は宅配は夜遅めの時間や土日しか受け取れなかったのですが、今は昼間の時間を指定して確実に受け取れます。(買い物代行やネットスーパーの利用も増えました。せっかく在宅で働けるので時間をより効率に使いたいので。)
レッスン制のジムで比較的空いている昼間の時間に通えるようになったのもありがたい。(以前は勤務終了後の19時、20時開始のクラスを利用していました。)
通院でも時間調整しやすいし、ネイルサロンも混んでない時間に行けます。昼間に調理の仕込みをしておくことで、夕食は手の混んだ料理もできちゃいます。
休憩時間とまではいかなくても、仕事の合間合間に洗濯したり掃除できるので家事がはかどり、家の中が常にきれいな状態に。
⑤ 健康的になる
まず、人間関係のストレスが激減するので精神的にも安定して健康になります。
また、在宅勤務になってからは昼に自炊することが増え、しかも時間にも気持ちにも余裕ができたので、意識的にヘルシーな食生活になりました。
自宅で働いているときはメイクしてないしパジャマのままでいることも多いので、お菓子を買いに外出することもないです。
さらに、通勤もメイクも不要なので朝の時間に余裕ができて朝ジョギングすることが増えました。
天気がいい日の朝のジョギングは最高ですよ。子ども達が通学する前の時間帯が人が少なくておすすめ。
ジョギングで脂肪を落とし、前述のとおり休憩時間を利用してジムに行って体を鍛えられるので、以前よりも確実にスリムになりましたね。
在宅勤務でおすすめのランチアイディアはこちらの記事からどうぞ↓
⑥ 家族が喜ぶ
家にいることが増えたことを家族が喜んでくれているのがなにより嬉しいですね。
今は外国人のパートナーと暮らしていて彼も自宅で仕事をすることが多いので、一緒にランチに行ったり朝ランニングできたりと、二人で過ごす時間が増えて日々充実。
今の会社なら田舎の実家に帰省しながら仕事ができるので、寂しがり屋の両親に会いに行く頻度を増やすことで親孝行したいなと思っています。
また、前の会社では会社での拘束時間が長すぎて、この先妊娠したり育児をするイメージができなかったのですが、今のような働き方になってからは子どもをもつことを真剣に考えられるようになりました。
在宅勤務のデメリット
ここまでいいことばかり並べてきましたが、在宅勤務にもデメリットはあります。
まず、今の会社ではPCは1人につき1台貸与なので、在宅勤務する前日はPCを持ち帰らなければならず、女の私にはその持ち運びが結構キツイ…
よいスペックのPCなのであまり文句は言えないのですが、もう少し軽量のPCを使わせてもらいたかった。
また、私が今住んでいる家は広いとは言えず、在宅で仕事をすることが多くなれば不便に感じるだろうと思います。(なので、広い家に引っ越すためにも仕事や副業を頑張ってます。)
ネット環境にも課題あり。
会社がモバイルwifiなどを貸与してくれればいいのですが、私の場合はそうではないので自費でネット環境を用意する必要があります。
今は週2, 3の在宅勤務なのでそれほど不便には感じていませんが、たまにはカフェなどで仕事したいと思うと、スマホのテザリングやモバイルwifiを別途契約するのは費用が高くつきますよね。
なお、通信費の負担を軽減する方法はこちらの記事からご覧ください↓
業務面でいうと、在宅勤務は上司が評価しづらいのではと感じることがあります。
とくに日本の会社は結果や成果だけでなく、そこに至るまでの過程も評価対象なので、リモートワークとなると上司からは各社員がどのように仕事しているか見えづらいというデメリットはあります。
ですので、リモートワークする日はいつも以上に上司や同僚への報連相や情報共有、メールでのコミュニケーションを意識しています。(音信不通になるのは絶対にNG)
在宅勤務に向いてる人・向いていない人
「自己管理(時間の管理)ができない人は在宅勤務に向いていない」という話はよく聞きますが、このような人は在宅に限らず会社でもたいして変わらないと思うんですよね。
ルーズな人はどこで仕事をしてもルーズです。
実際に在宅勤務OKの会社に転職して周りの同僚たちを見て、在宅勤務が向いていない人にはもう少し違う特徴があることに気づきました。
(※詳しくは別の記事を準備中。)
在宅勤務を目的とした転職での注意点
ここまで読んでみて「やっぱり在宅勤務できる会社に転職したい!」と思った方には、転職活動を始める前に、転職時の注意点についても知ってほしいです。
というのも転職した結果、「在宅勤務できると思って転職したのに、聞いていた話と全然違う!」ということになる人も意外と多いので。
転職時の注意点と在宅勤務できる会社に高確率で転職する方法もまとめてみたので、以下の記事も参考にどうぞ。
まとめ
この記事でお伝えしたかったことを一言でまとめると以下のとおり。
働き方改革などの流れもあり、今後は在宅に限らずリモートワークを導入する会社が増えてくると想定されますが、リモートワーク導入には多額の資金が必要なため、財務上余裕のない企業では大きく出遅れる可能性が高いです。
あるいは、その会社が存続する間、永遠にリモートワークが導入されない会社もあるでしょう。
そのような会社で不確実な期待を持つよりも転職すればすぐに在宅勤務できるので、個人的にはさっさと転職してしまうのがおすすめ。
私がリモートワークの転職に成功した時に利用したエージェントはこちらの記事からどうぞ。女性の転職に強く、リモート求人を多数扱うエージェントをまとめました。