国際線の飛行機にのるとき、とくに長時間フライトで寒いシーズンの場合、何を着るか服装迷いますよね。
「せっかくの海外旅行だから機内の服装もおしゃれに」という気持ちもある一方で、「できるだけ楽な服装がいい」というのも本音。
ということで、今回は飛行機にのる機会の多い海外セレブたちの機内での服装をスタイル別にご紹介します!
彼女たちは海外旅行慣れしているので、カジュアルなのにスタイリッシュで快適な服装をよく心得ています。
彼女たちと同じブランドもののジャケットやバッグを揃えることはムリでも、そこから学べるアイディアは豊富。ぜひ参考にしてみてくださいね。
機内の服装:スウェット・ジャージ
まず最初にご紹介するのは、スウェット・ジャージスタイル。
スウェットやジャージは伸縮性があって快適な一方で、最近ではデザイン性の高いものもたくさん販売されているので、そういったものを選べばだらしない感じにならずにおしゃれに決まります。
こちらはイタリアの有名ファッションブロガー兼自身のファッションブランドの経営者、Chiara Ferragni(キアラ・フェラーニ)。
キアラはイタリア・ミラノとアメリカ・ロサンゼルスの自宅を往復するような生活を送っていて、仕事でも様々な国に行く機会が多いので、機内ファッションはお手のもの。
こちらのスタイルはパンツこそスウェットではないものの、トップスはかわいらしいミッキーのスウェット。
マネするならパンツはストレッチの効いた黒のスキニーパンツでもいいかも。
コートが薄めのベージュ✕ポップな白のスニーカーで全体的に重くなりすぎずまとまっています。シャネルのチェーンバッグでカジュアルになりすぎずいい感じ。
次もキアラ。イタリア人ラッパーの夫、Fedez(フェデス)も一緒。
View this post on Instagram
キアラ自身のブランドのジャージを着用。全体的に淡めの色でまとめています。ジャージでだらしなくならないのは、体にあったサイズを着ているから。
赤いリップが引き立って上品らしさもON。空港内だけでもポイントメイクで色の濃いリップはトライしやすいですね。
機内持ち込み用の手荷物バッグの大きさも参考にどうぞ。
次は、ロンドン在住のインフルエンサーのAmelia(アメリア)。
普段はコンサバ系やエレガント系のファッションが得意ですが、カジュアルなスウェットもおしゃれにキマっています。
View this post on Instagram
スウェットスタイルなのに、淡い赤を選んでいるところが上手。女性らしくおしゃれにまとまっています。
こちらもやはり体にフィットしたサイズを選んでいるのがポイント。海外の女性はダボッとした服は好まず、体にフィットしたサイズを選ぶのが主流です。
次のOlivia Culpo(オリヴィア・カルポ)は、2012年のミス・ユニバース世界大会の優勝者。現在は女優やモデルとしても活躍しています。
View this post on Instagram
黒と白のシンプルなデザインのジャージですが、色味を統一したことと体にフィットしたサイズを着ていることで上品な仕上がり。
厚底のスニーカーもおしゃれです。外国人と比べて日本人は背が低いので、厚底のスニーカーはおすすめ。
こちらはヴィクシーモデルのTaylor Hill(テイラー・ヒル)。次期ミランダ・カーとも言われているとおり、愛らしさが日本でも大人気。
View this post on Instagram
こちらの画像では上半身しかわかりませんが、大きめサイズのパーカーにルーズにまとめたアップヘアがかわいい。
グレーのパーカーならユニクロでワンサイズ大きいものかメンズを選べばよし。ダボッとしたパーカーなので、パンツは締め付けが強くないレギンスパンツでOK。
機内ならシュシュで髪をまとめるのもありですね。
機内の服装:クール
次はかっこいい雰囲気の機内ファッションをご紹介します。
黒を多用するファッションなので、普段から暗めな服装が多い人にはチャレンジしやすいスタイルかもしれません。
こちらもキアラとそのファミリー。
View this post on Instagram
ライダースジャケットは旅行中も大活躍してくれるので、寒いシーズンの旅行なら一着あるとおしゃれだし便利です。
それに機内に重いコートを持ち込みたくない場合はライダースジャケットだけでも十分OK。
全身黒の場合はアクセサリー使いを工夫することで女性らしさもプラスできます。
次もキアラ。こちらも全身ほぼブラックコーデです。
View this post on Instagram
かっちりコートの中にトップスはスウェット、パンツはジャージを合わせたバランス感覚が絶妙。
ちょっと難易度高めにも見えますが、コートを脱いでしまえばカジュアルコーデになるので、案外気軽にチャレンジできるファッション。
もう少し女性らしくしたい場合は、髪の毛先をふんわり巻いておくといいですね。
次は、オリヴィア・カルポ。カーキ✕黒の組み合わせなら日本人でもトライしやすいですね。
バッグも色合いを統一。サイズ感も十分あるので、小さめのノートPCもしっかり収まりそう。
View this post on Instagram
画像のようなシャカシャカ素材も長旅では疲れ知らず。
飛行機慣れしていない場合は、飛行機を降りるときには足がかなりむくむはずなので、革のブーツやヒールはちょっとツライかも。その場合はスニーカーを選びましょう。
ちなみに、普段からオリヴィアは白一色ネイルが多いですが、どんな色の服装にも合うカラーなので、こちらもおすすめ。
次もオリヴィアですが、ここでは全身ほぼ黒。足元だけ真っ白なスニーカーを合わせています。
キャリーバッグも全て黒で統一しているところがさすがです。
View this post on Instagram
大きめのライダースコートがかっこいいし、あたたかそう。
このスタイルに限らず、スウェットやジャージを選ぶときは足首が少しだけ見えるサイズを選ぶとおしゃれ度がより増します。
機内バッグとしても使えるシャネルのチェーンバッグは、旅行中のカジュアルシーンでもフォーマルシーンでも身に付けられるので万能です。
次はテイラー・ヒル。こちらはカーキ✕迷彩柄。
View this post on Instagram
トップスを薄めのグレーにしたことで軽やかさを追加。この色使いもお手本になります。
足元は黒のぺたんこブーツ。冬の旅行では黒のぺたんこブーツもあると便利。ファッションに幅が出ます。
機内の服装:エレガント
機内ファッションはカジュアルになりがちですが、ジャケットやコートの合わせ方次第でエレガントに仕上げることも可能。
どんなカラーを選ぶかも重要なポイントです。
こちらのキアラのファッションは淡いカラーで統一。
ファーを使うだけでエレガントさ、ゴージャス感が桁違い。
パステルピンクのパンツなら日本人でもマネしやすいですね。
そしてやっぱりシャネルのチェーンバッグがかわいい。これだけでファッションの女性らしさが倍増するので、本当に優秀アイテム。(シャネルじゃなくてもチェーンバッグは一つ持っておくと便利♡)
次のキアラもファーコートを着用。
コートの中が全身黒でもコートの色が華やかなので、これだけでエレガントさが一気にUP。フードのデザインもかわいいので、これはコートの外に出しておいて正解。
赤のネイルカラーがこのファッションにはものすごくあってます。
なお、機内に持ち込む手荷物としてボストンバッグもおすすめ。
こちらのアメリアはガウンコートを着用。
View this post on Instagram
機内ファッションにはガウンコートもおすすめです。コートとサングラスのカラーをあわせたセンスが◎。ぜひマネしたい♡
海外旅行では、国内では挑戦しづらいファッションにも挑戦できるのが魅力のひとつなので、ちょっと派手めなサングラスも考えてみてください。
スタイルに自信があるならレザーパンツという方法も。
こちらのキアラの服装もファーコート。落ち着いた色合いの分厚いコートでリッチ感もあります。
View this post on Instagram
コートの存在感大なので、コートの中がカジュアルでも十分にエレガント。
コートの中は上下黒ですが、上下で素材を変えるとおしゃれ。キャップで抜け感を出しつつ、ネックレスで上品さをプラス。
さすがファッションブロガー出身のキアラ。
次はガウンコートのキアラ。コートのデザインがド派手ですが、ガウンコートのフォーム自体がやっぱり上品。
View this post on Instagram
ヘアスタイルでもエレガントさを出しているので、足元はカジュアルでも全体としては上品にまとまってます。
機内は乾燥しているので、髪をコテで巻いておけば、目的地に到着するまでカールをキープしやすい環境です。(髪質にもよりますが。)
こちらのオリビアは、これまでご紹介したファッションに比べるとかっちりめのスタイル。
View this post on Instagram
短時間フライトならブラウス✕ブラックスキニーデニムも過ごしやすそう。
寒さ対策でニットも持参。マスタードイエローのニットのチョイスもマネしやすいですよね。鮮やかカラーを選べば冬でも華やか。
機内の服装:デニム
機内ではデニムは締め付けがキツイ感じがしますが、タイトで肌に密着するようなデニムを選ばないのがポイント。
キアラはデニムスタイルも得意で、彼女のインスタではデニムファッションも高頻度で登場します。
View this post on Instagram
上下デニムスタイルでも、インナーとしてパーカーを選んでおけば機内でも快適。
ここでカジュアルなキャップよりもあえてメガネを合わせているところがおしゃれ。ミッキーのデザインでも子どもっぽくならないのはメガネ効果もあるかも。知的な雰囲気になりますね。
Bella Hadid(ベラ・ハディット)もヴィクシーモデルの一人で、姉のGigi Hadid(ジジ・ハディット)とともに米国内外で大人気。日本でも有名なモデルさんです。
View this post on Instagram
ベラも幅に余裕たっぷりのダメージデニムをチョイス。
トップスをインしてベルトでまとめているので、全体的にすっきりまとまっています。トップスに鮮やかな赤を選んでいるので、華やかさもあり。(機内ではベルトは外せばOK。)
一見かっちりしているようで、ダメージデニムが程よいヌケ感を出しているので、マネしたいスタイル。
まとめ
海外旅行に慣れていないと、飛行機内ではどんな服装をすればいいか迷いますよね。
今回ご紹介したように、機内ではラフなカジュアルスタイルの女性が多いので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
機内ファッションでもカラーや素材でおしゃれを楽しみましょう♪
オールシーズン使える機内ファッション特集はこちら↓
機内でのメイクの常識はこちらの記事をどうぞ。