この記事を書く私も長年顔のほくろに悩んでいました。
子供の頃から顔の目立つ部分にほくろがあり、鏡を見るたびに落ち込んでいたのですが、これが年々大きくなってきて、30代になりついにほくろ除去を決意。
とはいえ、本当に目立つ部分にそれなりに大きなほくろがあったので、いきなり全てとってしまうと周りにどう思われるか不安でした。
そこで、サイズを小さくする方法がないか探し始めたのですが、ほくろを完全除去する方法は世の中に溢れているのに、小さくする方法はあまりなく、自分に合った治療法を見つけるのに時間がかかってしまいました。
そこでこの記事では、実際にほくろを小さくする施術を受けた感想や施術後の経過、料金などについて詳しく解説します。
Contents
顔の目立つほくろを小さくする方法
顔のほくろを小さくするために私が最終的にたどり着いた方法は、CO2(炭酸ガス)レーザー治療です。
シミ治療などにもよく使われる方法なのですが、小さなほくろから5〜6mmくらいまでのサイズのほくろ除去で一般的な治療法のようです。
全除去も可能ですが、私の場合はサイズを小さくするする施術だったので、ほくろの外側部分にレーザーを当ててくり抜くような施術となりました。
なお、私のほくろは少し膨らみがあったので、ただくり抜くだけだと残ったほくろが円柱のように浮いてしまうため、残ったほくろの表面も削って自然な傾斜を作ってもらいました。
これで最終的には4mmのほくろが半分くらいのサイズになりました。
ほくろを小さくする施術の流れ
私が利用したのは近所の美容皮膚科。
信頼できそうなクリニックを見つけることができ、通いやすい距離だったのでそこに決めました。
クリニックに到着してから帰るまでにかかった時間は1時間半ほど(待ち時間含む)。
実際の流れは以下のとおりです。
✓施術の流れ
- 受付 : 基本的に美容皮膚科は事前予約が必要です。
- メイク落とし : 診察前に洗面所でメイクや日焼け止めなどを落とします。
- 皮膚科医の診察を受ける : ここで除去したいほくろの確認や希望の大きさ・位置などを確認します。
- 施術前の写真撮影 : 施術後の通院で施術前と比較したり事後のトラブル防止のための撮影のようです。
- 施術 : レーザー治療を行います。施術自体は10-15分ほどで終了。
- セルフケア方法の説明 : ダウンタイムの間の患部のケア方法や注意点について教えてもらいます。ここで患部には薬を塗り、シールを貼ってもらっています。
- 軽くメイクする : 洗面所で患部を除いて日焼け止めなど軽くメイクします。
- お会計 : 施術代と薬代を支払い、ホームケア用の塗り薬をもらいます。
ほくろを小さくする前に知っておきたい注意点
このように当日はスムーズに施術が終わり、長年の悩みから解放されてハッピーな気持ちで帰宅しましたが、ほくろ除去は施術が終わればそれで終わりではありません。
そこで、事前に知っておきたい注意点について解説します。
ダウンタイムが長い
ほくろ除去全般に言えることですが、ダウンタイムが長いのが一つのデメリットです。
完全に綺麗になるには3~6ヶ月かかるのだとか。
このため、綺麗になるまでは毎日の丁寧なケアも欠かせません。
跡が残る場合もある
残念ながらダウンタイム期間が過ぎても除去した跡がなくならず、赤みが続いたり黒ずみが残る場合もあるそうです。
この場合は、別の美容医療などで綺麗にすることも可能ですが、お金もかかるし二度手間ですよね。
再発する場合がある
割合としては多くないようですが、ほくろはせっかく除去しても再発することもあります。
長いダウンタイムを乗り越えてようやくきれいになったと思ったら再発…なんて悲しすぎますよね。
でも、多くのクリニックでは、「6ヶ月以内の再発なら無料で再度施術してもらえる」などの制度があるので、施術前にしっかり確認しておきましょう。
施術できる先生が少ない
これが一番の注意点ですが、ほくろ除去の施術ができるクリニックは多いですが、「ほくろを小さくする」施術ができる先生はあまり多くありません。
その理由は、小さくする施術は高い技術力があり経験豊富な先生しか対応できないから。
実際、形を整えながらほくろを削り、自然な傾斜を作る施術は難しそうだと思いました。
ほくろを小さくする施術の費用
今回、私は4mmのほくろを小さくする施術を受けましたが、当日支払った費用は合計4万円ほど。
具体的な内訳は別の記事でご紹介します。(記事を準備中)
費用は施術を受けるクリニックにより異なるので、費用面が不安なら事前に電話して聞いて置くのがおすすめです。
施術後の経過は?後悔は?
施術後2週間は、毎日患部にクリニックからもらった軟膏を塗って、目立たない肌色のシールを貼って過ごします。
シールは患部のサイズに合わせて毎回自分で切り取る必要があるので、少し面倒でした。
そして、2週間後に再度診察を受けて経過が良好なことを確認してもらいます。
それ以降は処方されたハイドロキノンの薬を毎晩入浴後に塗ってケアします。
ハイドロキノン
古くから美白効果に注目を浴びており、配合された薬を用いてシミ治療をしている美容クリニックもたくさんあります。
アメリカで美白治療の主流とされているのも、このハイドロキノンを活用したケアです。
出典 : 表参道クリニック「ハイドロキノンとは?」
施術後の経過
この記事を書いている時点で施術から2ヶ月弱ほど経ちますが、レーザー治療を受けた跡はだいぶ薄くなってきました。
メイクをすれば削った部分はほぼ見えません。
このまま丁寧にケアを続けていけば、あと1ヶ月もすればすっぴんでもほぼ見えなくなると思います。
施術後に後悔したこと
でも、正直後悔したこともあります。
施術後のほくろに見慣れきた頃から「もっと小さくすればよかった」と思い始めたんです。
施術を受ける前に先生にも言われたのですが、大きなほくろがある人はほくろを小さくするするよりも全部とっちゃう人が多いのだそうです。
結局小さくしても、その後に「やっぱり全部取りたい」と思う人が多く、それなら最初から全部とることを選択する人が多いのだとか。
今やほくろをとるのは当たり前
30代になってシミが気になり始め、さらに少しお金にも余裕ができてきて、そして緊急事態宣言も開けて外出する頻度が増えたこたで美意識が高まり始め、ようやくほくろをとろうと思い立ったのですが、美容医療はやればやるほど抵抗がなくなってくることを知りました。
そしてわかったのが、今やほくろやシミは簡単に施術できるし、意外とみんなとっているということです。
長年の悩みの種だったほくろもあっけなくとれてしまいます。
施術を受けたことがない人にとって、ほくろ除去はわからないことばかりだし怖いと感じてしまうものです。
でも、相談だけでも美容皮膚科に行ってみる価値はあるので、ほくろに悩んでいるならまずは相談だけでも行ってみてください。
綺麗な大人の女性はたいてい行きつけの美容皮膚科があります。
なので、綺麗になることを目指しているなら、これを機にまずはほくろ除去からでも自分に合う美容皮膚科を見つけてみてくださいね。
ほくろ除去が可能なおすすめの皮膚科↓