こんな疑問に答えます。
- 在宅勤務って実際どんな感じ?
- 在宅勤務のときに自分のパソコンを会社につなぐ方法
- 在宅勤務のときに会議に参加する方法
- 在宅勤務に必要なネット環境の整え方
在宅勤務に憧れて、昨年在宅勤務できる会社に転職したのですが、その感想はこちら↓
去年転職した理由の一つはリモートワークしたかったから。
実際転職した感想は「リモートワーク最高」☺️
業務量が多いことに変わりはないけど以前のように日曜の夜憂鬱→金曜の夜だけ笑顔が増えるということは皆無。
職場での飲みニケーションが減り家族とのコミュニケーションが増えたのも嬉しい。
— ゆりえった (@yulietta20) March 7, 2020
私が現在勤める会社では、今のところ在宅勤務制度は利用したい人が自由に利用できるので、私自身は週2〜3日程度利用している一方で、全員が利用している状況ではないです。
というのも、意外と自宅にネット環境がないという人も多いんですよね。
そこでこの記事では、私が実際にどのようなネット環境で、どのように在宅勤務しているのかなどについて解説します。
全て私自身の体験談となるので、状況が似ている人にはかなりハマる方法になると思いますよ。
また、在宅勤務を機にネットやスマホ料金を見直したところ月額10,000円ほど安くなったので、ネット料金が高いと感じている人はぜひチェックしてみてください。
Contents
在宅勤務って実際どんな感じ?
在宅勤務している間の時間の使い方は基本的に自由。在宅勤務する私のとある一日の流れを紹介すると…
在宅勤務する私のある1日👩💻
7:00 起床
7:15 ランニング
8:00 シャワー浴びる
8:45 軽めの朝食
9:00 勤務開始
10:00 会議
12:30 パートナーと近所でランチ
13:45 勤務再開
15:00 宅配受け取り
17:00 夕食の準備→夕食
18:30 勤務再開
20:00 勤務終了→副業
22:00 リラックスタイム→就寝— ゆりえった (@yulietta20) March 14, 2020
こんな感じでかなり好きなように動いています。通勤時間がなくなるだけでもだいぶ自由な時間が増えて幸せ。
在宅勤務を取り入れた生活については以下の記事で詳しく語っています。リアルなメリット・デメリットにも触れています。
在宅勤務で会社とパソコンをつなぐ一般的な方法
在宅勤務やリモートワークの場合、一般的にはVPNという技術を使って自分のパソコン(あるいは会社から貸与されたパソコン)から会社のネットワークに接続し、それにより会社にいるときと同じように仕事をすることができます。
VPNの詳細はこちら。
VPN(Virtual Private Network)とは、インターネットなどに接続している利用者の間に仮想的なトンネルを構築し、プライベートなネットワークを拡張する技術です。VPNを利用すれば、物理的に離れている拠点のネットワークを、あたかも自分の拠点と同一ネットワークかのような利便性や安全性で使用できます。
ヤマハネットワーク製品より引用
VPNの仕組みを図示するとこんな感じですね。
このほか、仮想化されたデスクトップをサーバー上で集約して利用するVDIという技術もあります。(VDIについて詳しくは「初心者でも分かる! デスクトップ仮想化とは」からどうぞ。)
在宅勤務のときの会議はどうやって参加する?
リモートワーク時の会議のやり方は会社によって様々ですが、私の会社ではSkype for Businessを利用しています。
パソコン経由で会話ができるだけでなく、会議に参加している人同士でパソコンの画面共有もできるのでとても便利。
誰がどの資料のどの部分について話しているのかがリアルタイムでわかるし、自分が発言したいときにも実際の会議と同じように発言できます。
利用しているサービスは会社ごとに様々ですが、Skype for Business以外ではZoomも幅広く利用されてますね。
在宅勤務に必要なネット環境の整え方
ここまで在宅勤務の概要をお伝えしてきましたが、在宅勤務するために必要なのは基本的に以下の2つだけ。
✓在宅勤務に必要なもの
- 自分専用のパソコン
- インターネット環境
たいていの場合、パソコンは会社から貸与されていることがほとんどなので、リモートワーク時に会社からノートパソコンを持ち帰るだけでOK。
人によっては2台、3台と貸与されている場合もありますよね。
一方、残念ながらインターネット環境については多くの会社ではサポートがない様子。私が勤める会社も例外ではなく、在宅勤務時のネット環境は自分で用意する必要があります。
ネット環境に関して会社から援助がない理由は以下2点だと思っています。
- 在宅勤務(リモートワーク)が十分に普及していない
- 最近ではどの家庭でもネット環境があるのが当たり前(ない場合でも、スマホからテザリングが可能)
※「テザリング」とはスマホなどを利用してパソコンをインターネットに接続すること。docomoやソフトバンクなど大手キャリアのスマホであればテザリング可能ですが、スマホのパケットを消費して月々のスマホ料金が高くなるケースもあるので注意が必要。
このような状況で現在ネット環境がない場合に突然在宅勤務することになったら困りますよね。
というわけで、ここからは現在私が利用しているネット環境と料金体系について解説します。
なお、私が在宅勤務するために対応したことは以下2つ。
- 既存のネット契約の見直し(新規で契約する場合も参考にどうぞ)
- スマホ料金の見直し
詳しく説明します。
①ネットの固定回線を新たに契約
現在私は外国人のパートナーと一緒に暮らしており、自宅ではAppleTVやケーブルテレビ、海外のテレビ番組を視聴するため、もともと固定回線を契約していました。
でも、当時のネット環境では会社のVPNを利用できないことが判明したため、面倒だとは思いながらも憧れの在宅勤務を実現するため、ネット環境の見直しを開始。
結論、docomoユーザーの私にはドコモ光を契約するのがもっともお得だと考え、既存の契約を解約して新たにネットを契約。
(docomoユーザー以外の方にはここでのお話はあまり参考にならないので、次の「②スマホを無料で使う」をご覧ください。)
その結果、インターネット料金は高くなったものの、全体で見ると料金は安くなり、安定したネット環境を手に入れました。
サービス | 契約変更前 (月額) |
契約変更後 (月額) |
差額 |
インターネット | 2,200円 | 4,000円 | +1,800円 |
有料TV | 2,450円 | 3,480円 | +1,030円 |
海外TVチューナー | 約4,000円 | 0円 | −4,000円 |
合計 | 8,650円 | 7,480円 | −1,170円 |
ドコモ光を選んだ理由は、①ネット環境の安定性に定評があること、②ポイント付与やキャッシュバック、月々のスマホ料金の割引が魅力的だったから。
具体的にはGMOとくとくBBのドコモ光から申し込んだところ、スマホの月々料金が500〜1,000円割引になるだけでなく、キャッシュバック合計が43,000円ほどになりました。
さらに、世界中のスポーツ見放題のDAZNを通常税抜1,750円のところ、docomoユーザーの場合は税抜980円で見れるということもあり、海外テレビチューナーを解約して大幅に安く海外のスポーツが観れるようになりました。
※ドコモ光をお得に利用する方法は別の記事を準備中です。
②スマホでインターネットを無料で使う
とはいえインターネットの契約だけで月額4,000円は高いと感じる人も多いはず。
そこでおすすめなのがスマホのテザリング機能を利用すること。
在宅勤務で固定回線ではなくスマホのテザリングを利用する場合、契約しているパケットの範囲内であればほとんど追加料金なしでインターネットを利用できます。
ただし、(最近はどのキャリアも新プランを打ち出してきたとはいえ、)在宅勤務中に常時パソコンを会社のネットワークにつなげ、会議したりサーバーにある容量が重いデータを開いたり編集するとなると、パケット消費量がちょっと心配。
というわけで、今私が気になっているのが楽天モバイルの新料金プラン【Rakuten UN-LIMIT(2020年3月発表、2020年4月より利用開始)。
こちらは先着300万人を対象に初年度は無料でネットが使い放題(諸経費除く)、指定のアプリ利用で国内通話かけ放題という驚きのプラン。
もちろん私も早速楽天モバイル契約しましたよ。
楽天モバイルを利用するには、指定の端末(iPhone不可)が必要ですが、私はiPhoneしか持っていなかったので、端末もセットになったRakuten Mini+Rakuten UN-LIMITプランセットを購入。
購入したのはこちらのスマホ↓。小型で女性の片手にもすっぽり収まるし、お値段もお手頃。
なお、自宅に固定回線があるので、私が想定している利用方法は以下のとおり。
スマホ料金を見直してたところ、ちょうど楽天モバイル1年無料のニュース。
色々考えて、今契約中のキャリアの料金を極限まで下げて、楽天モバイルと2台持ちすることに決定☺️
最近在宅勤務に飽きてきたのでたまにはカフェで仕事したいので。
楽天モバイルはテザリングも使い放題なのでありがたい♡
— ゆりえった (@yulietta20) March 7, 2020
つまり、ポータブルな楽天モバイルがあれば、これ一つでリミットを気にせずテザリング機能によって自宅で在宅勤務ができ、さらにカフェなど屋外でも仕事ができるというわけ。
しかも、私の場合、これまで月額11,000円ほどかかっていたスマホ代を2,000円〜3,500円に圧縮できました!
実際に楽天モバイルを始めたあとのレビューはこちらの記事まとめています↓
今後在宅勤務は普及する?
個人的には、今後在宅勤務はさらに広がっていくとみています。
現在は大都市圏の会社での在宅勤務制度の利用が目立ちますが、今後は地方や中小企業にも広がっていくはずです。
とくに2020年は節目の年となることは間違いなく、あらゆる業種や職種で在宅勤務・リモートワークが普及することになると思います。
ちなみに私の描く近い未来はこんな感じ↓
リモートワーク普及による未来予想👩💻
家が手狭で引越しを検討する人増加
↓
郊外や地方へ引越す人増加
(オフィスに通う必要がなくなる)
↓
都心の住宅価格が緩和
↓
都心に残った人は広々とした部屋に今より低価格で住めるようになるという私の希望的観測😂
いずれにせよ引越しは真剣に検討中。— ゆりえった (@yulietta20) March 14, 2020
まとめ
今後在宅勤務になる可能性がある場合は、自宅(プライベート)のネット環境を少しずつ整備していくのがおすすめ。
というのも、ネット契約を申込んでから実際にネットが開通するまでには通常2週間〜1ヶ月半ほどかかるためです。
また、現在契約しているネット環境が不十分な場合、在宅勤務を始めた途端に仕事の生産性が落ちるということにもなりかねないし、パソコンの動作が遅いのはかなりストレスが溜まります。
今回ご紹介した内容も一つの選択肢として、ぜひ自分にあった快適なネット環境を手に入れてくださいね。
楽天モバイルの詳細はこちらでも詳しく解説中↓
在宅勤務を楽しむコツをまとめています。ストレスを感じがちな人は参考にどうぞ。