こんな悩みについて答えます。
- 時間に余裕がない最大の原因とは
- あなたの時間を奪う悪習の数々【具体例】
- 時間を生み出す超実用的な方法【効果あり】
実は私自身、「時間がない」「疲れた」「忙しい」が口癖で、このせいで家族を嫌な気持ちにさせてしまうことが数え切れないほどありました。
自由な時間がなくて、かろうじてネイルサロンは通えているものの、仕事の繁忙期はお肌はボロボロ、激痩せと激太りの繰り返し、友達とはほとんど連絡をとらない…
こんな状況でした。
でも、今は比較的時間に余裕がある状態だと思います。
といっても暇というわけではないのですが、今は平日仕事が終わったあとに家族とゆっくり食事をとる時間もあるし、定期的にランニングしたり筋トレすることもできているし、副業や勉強する時間も確保できています。
これは私が日本人特有の悪習を徐々にやめた影響のおかげだと思っているのですが、案外この原因に気がついていない人もいるのではないかな、と思うので、今回は時間に余裕がない最大の原因について語ります。
Contents
時間に余裕がない最大の原因とは
「自分が怠けているから時間がないんだ」「私の仕事が遅いから時間がないんだ」などと思っている人もいるかもしれませんが、そうじゃないんです。
私たちが「時間に余裕がない」と感じる最大の要因は、日本人特有の調和を重んじる文化。
もう少しわかりやすく言うと、集団行動とか空気を読んで行動することなど。
「このせいで私は時間に余裕がない」とずっと前から考えていたんですが、先日大東めぐみさんのVoicyを聞いていたところ、私が考えていたことをうまく言語化してくれていたのではっとさせられました。
具体的には次の章をどうぞ。
あなたの時間を奪う悪習の数々
私たちの時間がないのは私たちのせいではなくて、ほとんどは日本人の気質、あるいは環境が招いたこと。
なので、自分のことを責める必要はないというわけ。
ただこれだけでは分かりづらいと思うので、もう少し詳しく説明しますね。
家庭内の生活習慣
たとえば食事のとり方。日本人は家族が全員揃ってから食事を始める家庭が多いですよね。
でも、私が海外留学でホストファミリーと暮らしていたとき、彼らは遅れた人を待ってから食事をするということはありませんでした。
帰宅が遅い人がいても時間になればディナータイムです。
また、朝食も全員で食卓を囲むということはなく、家族それぞれ家を出る時間が違うので、自分の食べたいタイミングに自分で用意して食べるのが習慣でした。
もちろん自分が使った食器は自分で軽く洗って食洗機に入れてから外出。
こんな感じで海外では家庭内だけでも個人主義なのですが、日本人は家族とも集団主義の傾向が強め。
家族であっても他の人に時間をあわせていたら自分の時間がなくなるのは当然ですよね。
一人暮らしであれば家族に時間を左右されることもありませんが、会社から支配されている人が多いはず。
労働生産性が低い
日本人の労働生産性が他の先進国に比べて低いというのは有名な話ですよね。
日本人がこつこつ働いている割に労働生産性が低いのは言うまでもなく無駄が多いから。
✓決定に時間がかかる
たとえば、社内で何かを決めるとき、一般の社員には権限がなくいつまでたっても決められない。
何かを決めるためには、あちこちへの根回しが必要だったり、全員の合意が必要…
これではいつまでも決まらず無駄に時が流れていくのは当たり前。
しかも会議の数が多すぎる。会議に何人も参加しているのに発言しているのはごくわずか。
大東さんなど外資系企業での勤務経験のある人の話を聞くと、海外では決定するときに日本ほど時間がかからないし、会議に遅れている人がいても待たないのだそう。
みんな忙しいのは同じで遅れている人はその人の責任のため、定刻通りに会議開始です。
✓全員がゼネラリスト
また、日本の多くの企業ではスペシャリテストを育てず、ゼネラリストが多いのも問題。
これは最近実感したことなのですが、今の会社では社内異動がめちゃめちゃ多い。
私はまだ転職したばかりなのでしばらくは今の部署でスキルを伸ばしたいと思っているし、その希望は叶いそうなので問題ないのですが、周りの社員を見ていると1年足らずで異動していく人も多く、たった1年で一体何が身につくのかなと疑問に思うことも。
異動する人が多いとその都度イチから業務を覚えなければならず、せっかく覚えかけたところでまた異動してしまうので、生産性が落ちるのは普通にわかりますよね。
欧米では一つのポジションに対して採用を行い、そのポジションに採用された人が同じ会社で全く別の部署に異動するのは極めて稀。
欠員が出たり新しい部署を開設したときは、新しく専門の人を雇うのが一般的です。
このため、入社後すぐに即戦力となり生産性が大きく既存することはないというわけ。
残念ながら日本では海外のように従業員を簡単に解雇できないので、異動で対応するという背景があるようです。
最近は転職経験者も増えてきましたが、海外ほど転職も一般的ではなく、いまだにネガティブに捉える人も多い様子…
時間に余裕がないと悩んでいる人に聞いてほしいVoicy
ここで話した内容は一例ですが、こういうわけで私たちが長時間労働になってしまい時間に余裕がないのは仕方のないこと。
リラックスできる時間がない、自分が満足する時間の使い方ができてないのは本当にツラいですよね。
ここまでお話ししたことを大東さんがVoicyでかなりわかりやすく言語化してくれているので、ぜひこちらも聞いてみてください。
「そうそう!それが私の時間を奪っていること!」と共感できちゃいます。
時間を生み出す超実用的な方法【効果的】
でもご安心を。
今は時間に余裕がない状態でも、自分の決意とちょっとした工夫でゆとり時間を取り戻すことができます。
まず大切なのは、人に合わせるのをやめること。
私たちは集団を重んじる社会の中で教育されて生きてきたので、それを変えるためには意志を持って取り組む必要がありますが、これができれば今まで無駄に過ごしてきた多くの時間が浮きます。
そして、繰り返し行っていることは仕組み化すること。
非効率な作業を一度仕組み化してしまえば、一日に1時間かけて作業していたことをたった10分に短縮することも十分可能。
これは書くと長くなってしまうので、別の記事を用意しています。
このおかげで以前の超多忙な生活から脱却できたので、こちらもあわせてご覧ください↓
まとめ
今回一番お伝えしたかったことは、時間に余裕がないのはあなたの責任ではないということ。
日本社会の文化や仕組みの全てを否定しているわけではありませんが、長時間労働がいつまでも是正されないのは問題ですよね。
もうこの生活からは抜け出せないのかな…とあきらめていた時期もありましたが、自分の人生は自分でコントロールすることができると今ならはっきり言えます。
限られた時間を有効に使うために、何を切り捨てて何を仕組み化するか考えていくことがポイントです。
リラックスしたり自分のやりたいことに挑戦できるよう、自分の時間を取り戻しましょう〜!
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