こんな疑問にお答えします。
- 長時間&短時間フライトでのメイクの常識
- 世界の女子たちの機内メイク事情
- 空港に行くまでのメイクはどうする?
- 目的地に到着したときのメイクはどうする?
この記事を書く私は年に3回〜4回ほど海外旅行に行くのですが、機内ではメイクはほとんどしない派。
他の乗客を見てもフルメイクをしている女性は稀です。
海外への長時間フライトでフルメイクの女性を見かけるけど、降りる頃にはすでに顔がテカテカ😱
前髪が顔に張りついてます…
乾燥する機内で何時間もフルメイクをキープするのは肌に悪いし何より自分が疲れる。
なので機内ではすっぴんが一番✨
自分が思ってるほど周りは見てないので心配無用😌
— ゆりえった (@yulietta20) January 18, 2020
ということで、今回は海外旅行に慣れていない方のために、機内でのメイクの常識や保湿対策、空港に到着するまで&目的地に到着してからのメイク事情について解説します。
Contents
飛行機でメイクを落とさないのは非常識!?
飛行機にフルメイクで搭乗しているのが非常識かというと、それは個人の自由。
個人的にはフルメイクで機内で過ごすのはおすすめしませんが、どうしてもフルメイクしなきゃ気がすまないということならそれでもいいと思います。
一方、非常識だと思う行為は、機内でメイクすることです。
軽くリップをつけたり保湿するくらいならいいのですが、ファンデーションを塗ったりフェイスパウダーをはたいたり、チークをつけたり、アイライナーやマスカラを塗って、香水をつけたり…というフルメイクはNG。
超絶迷惑です。
短時間フライトの場合
沖縄や韓国など飛行時間が数時間程度のフライトであれば、フルメイクでも違和感ありません。
早朝に出発すれば、その日の午前中から現地で活動し始めることも多いですし、どうせなら出発前にメイクしておいて、到着したらすぐに楽しみたいですよね。
新幹線やバスなど国内を移動するときも数時間の乗車時間ならメイクしたまま乗る人も多いので、短時間フライトもそんな感覚でOKです。
長時間フライトの場合
長時間フライトの場合、フルメイクの女性はほとんど見かけません。フルメイクだとちょっと浮いてしまうかも。
長時間のフライトでフルメイクの日本人女性を見かけると「多分旅慣れしていないんだろうな」と思うくらい。
空の上は地上とは環境が違うのでフルメイクでは肌に負担だし、ばっちり化粧していてもどのみち崩れてきてしまうので、すっぴんで過ごしたほうがはるかに快適。
それに、長時間のフライトでは就寝用に機内の消灯時間も長く、人の顔もはっきり見えるわけではないので、周りの目を気にする必要もないです。
しっかり目を合わせて顔を見てくるのはCAさんくらい。(接客業なので当然ですよね。)
また、旅行中は慣れない環境というだけで肌のコンディションも崩れやすくなるので、行き帰りの機内では肌をいたわってノーメイクで過ごした方が肌トラブルも起きづらくなります。
世界の女子たちの機内メイク事情
長時間フライトに限って言うと、外国人女性でもフルメイクは極めて少数派。
眉毛やリップなどポイントメイクはしていても、顔中ばっちりメイクをしている人はほとんど見たことがありません。
むしろすっぴん女性が多数。
とはいえ、アジア系以外の女性たちは彫りが深くてはっきりした顔立ちなので、すっぴんでもきれいだな、と思う人が多いのは事実ですが。
もちろん機内でメイクするなんて論外です。
ノーメイクのときの乾燥対策
機内の湿度は10〜20%程度とかなり乾燥してます。
ノーメイクでも肌がベタベタしてきたり、人によってはガビガビになってくるので、軽く保湿できるものを用意しておくのがおすすめ。
私がよく利用しているのはオールインワンのジェルやクリーム。
一回で使い切りのものを機内に持ち込んでおけば荷物にもならず、使った後はそのまま捨てれるので楽ちんです。
個人的に気に入っているのは、ベネフィーク リペアジーニアス 1.3ml×12包。使い切りで便利だし、保湿した後のしっとり感が最高です。
夜用のオールインワンですが、超絶乾燥している機内ではかなり重宝します。もちろん旅行中の夜のスキンケアもこれだけでOK。
注意が必要なのは、スキンケアするときの周囲への配慮。
香りの強いものは迷惑になるし、化粧水などを自席でバシャバシャつけるのも周りへの飛び散りが心配。
なお、機内で保湿パックを顔に張り付けている女性を見かけたことがありますが、機内でのパックはやりすぎ。(これをやっているのは日本人と韓国人くらいでしょうか…)
外国人からするとびっくりしてしまうようなので、これはどちらかと言うとマナー違反。
どうしても機内でパックしたいのなら、プライベート空間がある程度確保されているビジネスクラスでやるのがいいかも。(それでもびっくりされると思いますが。)
機内でノーメイクがどうしても気になるなら…
海外への長時間フライトの場合、私も軽くメイクしていることがあります。
下地や日焼け止めクリーム、BBクリームなどを塗って、無色かほんのりピンクのリップクリームをつけ、眉毛を軽く描くくらいですが。
この程度であれば機内でも変に浮きませんし、肌が疲れてきたと感じたら自席で拭き取りタイプのメイク落としでささっとオフできます。
メイクを落とした後に人目が気になるようであれば、縁が太めのだてメガネをかけるのがおすすめ。
寝るときであればアイマスクをつけてしまえばOK。
空港に行くまでのメイクはどうする?
空港まで行く間もフルメイクは不要。先程お伝えしたように、BBクリームや日焼け止めクリームに眉毛、リップくらいで十分です。
メイクをして空港に行ったとしても、搭乗手続きを終えて入国審査を通ったあとにメイクオフしておくと後が楽です。
※フルメイクで空港に行く場合、搭乗後はトイレの数が限られるし、拭き取りタイプのメイク落としでも機内で他人のメイク落としを見るのは気分がいいものではないので、できるだけ搭乗前に化粧を落としましょう。
空港でメイクオフできる場所は以下のとおり。
空港のトイレでメイクオフ
空港でメイクオフする場合は、搭乗手続きを終えて重い荷物を預けた後がおすすめ。
とくに搭乗手続き〜出国審査までを済ませて、出発ロビーに入ってからのほうがゆっくりメイクオフできます。
ここでもメイク落としは拭き取りタイプが便利。洗顔したいなら、周りに迷惑にならない程度にささっと洗顔しちゃいましょう。
空港のラウンジでメイクオフ
私がいつもメイクオフするのは空港のラウンジのトイレ。
空港のラウンジというのは「一定の条件を満たしている人だけが利用できる待合室」。
出国ロビーの無機質な空間に比べるとラグジュアリー感があり、快適なソファや高速Wifiを利用できたり、無料で食事やドリンクが提供されたり、シャワーが利用ができるスペースです。
空港の出発ロビー内に設置されていて、利用資格があればパスポートと搭乗券を提示することで入室可能。
空港や航空会社、クレジットカード会社などがそれぞれ運営していて、ラウンジによって利用資格が異なります。
実際のラウンジはこんな感じ↓
ラウンジのトイレなら出発ロビーのトイレよりも利用者が少ないですし、清掃がいきとどいているので快適にメイクオフできます。
空港のラウンジの仕組みや利用方法はこちらの記事をどうぞ↓
目的地に到着したときのメイクはどうする?
目的地に到着後は、日焼け止めクリームとサングラスでOKです。
長時間フライト中はメイクを落としておいて、ときどき保湿しつつ、到着前にトイレでさっと日焼け止めクリームを塗るだけでも十分。
日焼けや人目が気になるなら、帽子をかぶるのもいいですよ。
夜に到着する場合はすっぴんのまま、あるいはメガネをつけておくくらいでOK。
海外では太めの縁のメガネを欠けた女性も多いです。
また、サングラスだけだとしても機内の服装や上着で工夫するだけでもおしゃれに決まります。
(あまりおしゃれしすぎると、すっぴんの顔と対称的になってしまうので、程よいバランス感覚は必要ですが。)
View this post on Instagram
一つ注意点として、機内の乾燥対策でマスクしているのは問題ないですが、飛行機から降りた後のマスク着用は海外では完全に浮いてしまうので外しましょう。
(※感染症が万円しているような非常事態を除く)
まとめ
海外旅行こそおしゃれをしたいものですが、長時間フライトの機内ではおしゃれよりも肌をいたわることを優先するのがおすすめ。
現地に到着してからメイクはいくらでもできるし、フルメイクは結局崩れてしまうので、機内では肌のコンディションを整えたりぐっすり眠っておきましょう。
どうしても気になる場合は軽めにメイクするのもいいですが、旅行前からスキンケアをしっかりして肌の調子を整えておくといいですよ。
それに、サングラスやメガネ、帽子を駆使するだけでもすっぴんを隠せるのでぜひ試してみてくださいね。
現地に到着してからのメイクのお作法については以下の記事で詳しく解説しています。
海外で完全に浮いてしまうNG行動は以下の記事からどうぞ。