こんな疑問に答えます。
- 利用頻度の多い海外旅行保険の種類
- 海外旅行保険付帯のクレジットカードを選ぶときの注意点
- 海外旅行保険付帯のおすすめ・安心のクレジットカード
この記事を書く私は毎年長めの有給をとって年に3〜4回程度海外旅行に行っています。そして、ここ数年は運悪く毎年1回ペースで海外旅行保険にお世話になっています。
というわけなので、最近は保険の使い方にもだいぶ慣れてきました。
そこで、この記事では実際に私がこれまでの海外旅行で遭遇したハプニングやそこで利用した海外旅行保険、実際に持っていて安心できたクレジットカードを紹介します。
Contents
利用頻度の多い海外旅行保険の種類
以前は海外旅行保険など気にしていませんでしたが、海外に行く機会が多くなってからは海外旅行保険も重視してクレジットカードを選んでいました。
そのおかげでいざという場面になったときは本当に助かりました。
私の友達や同僚も定期的に海外に行く人が多いのですが、彼らが保険を利用したシーンを聞くと、乗継便遅延、出航遅延・欠航・搭乗不能、受託手荷物の遅延や紛失など空港で起こったハプニングが多い様子。
私自身はというと、急な体調不良で病院に行ったり、持ち物の盗難に遭ったときにクレジットカード付帯の海外旅行保険を利用しました。
実際にハプニングが起こった時の状況や海外旅行保険が適用されるまでの流れは以下の記事からどうぞ。
海外旅行保険付帯のクレジットカードを選ぶときの注意点
海外旅行に行く前に絶対に知っておいてほしいのが、海外旅行保険の「自動付帯」と「利用付帯」の違い。
自動付帯とは、クレジットカードを持っているだけで自動的に適用される保険のこと。
利用付帯とは、海外旅行の航空チケットやツアー代金などを、クレジットカード払いにした場合にのみ適用される保険です。
ですから、たとえ海外旅行保険がついたクレジットカードを持っていても、それが「利用付帯」だった場合、クレジットカードで旅行費用を支払わないと保険が適用されません。
また、クレジットカードによって海外旅行保険の内容が全く異なります。
基本的には年会費が高額なカードの方が保険の適用範囲や補償金額が充実していて、海外旅行保険以外にも海外で受けられる様々なサービス特典がついてきます。
海外旅行保険付帯のおすすめ・安心のクレジットカード
最近は海外旅行保険が付帯しているクレジットカードが様々ありますが、個人的には海外旅行保険の内容ばかりを重視して選ぶ必要もないと思っています。
そこで、実際に私が使っているクレジットカードやこれまでに利用を検討したクレジットカードの中で、海外旅行で持っていると安心できるおすすめのクレジットカードを3つご紹介します。
エポスカード(VISA)
エポスカードは年会費が無料にもかかわらず海外旅行保険が充実しているクレジットーカードなのでおすすめ。
世界中で使えるVISAブランドであることも安心ポイントの一つ。
無料のエポスカードで適用される海外旅行保険の補償内容は以下のとおり。比較的幅広くカバーされているといえますね。
また、以下のように緊急時のサポートも充実しています。
とはいえ、年会費無料なので、たとえば空港でのハプニングには対応していないなど補償内容には限度があります。
それでもエポスカードをおすすめする理由は、エポスカードであれば比較的容易にゴールドカードにステイタスUPができるから。(年間の利用額が一定を超えるとインビテーションが届き、年会費無料でゴールドカードに変更できます。)
エポスゴールドカードになると海外旅行保険の内容が拡充し、その他にも空港ラウンジが利用できたり、空港での手荷物預かりや空港⇔自宅間の荷物の宅配を優待価格で利用できるなど、サービス内容が幅広くなります。
ちなみに私が使っているのははエポスプラチナカード。
以前はメインカードとして利用していたことでインビテーションを受け取ることができ、プラチナカードとしては破格の年会費2万円でプラチナ級のサービスを享受できています。
もちろん海外旅行保険の補償内容も手厚いです。
エポスプラチナカードは、ゴールドにはない国内旅行傷害保険があるほか、世界中の空港ラウンジで使えるプライオリティ・パスを無料で取得できたり、旅行の手配でコンシェルジュサービスを利用できるなど、サービス内容はかなり充実しています。
海外旅行保険が付帯しているクレジットカードを持っていない場合、海外旅行に行く頻度が少ない場合は、まずは無料のエポスカードを持っておくと安心。
楽天プレミアムカード
楽天プレミアムカードは、海外旅行向けのサービスが充実しているカードとしても人気が高いクレジットカード。
年会費は11,000円と少し高いですが、その分海外旅行保険も充実しています。年会費無料の楽天カードと比べるとご覧のとおり。
ここで楽天プレミアムカードがおすすめする理由の一つは、海外のあらゆる空港で利用できるプライオリティ・パスを無料で発行できること。
プライオリティ・パスの年会費は最低でも1万円以上かかるので、これが無料で手に入ることを考えると、楽天プレミアムカードの年会費は早々に回収できてしまいます。
利用できる空港ラウンジについては、以下の記事で詳しく解説しています。
さらに、楽天プレミアムカードは国内旅行保険にも対応しています。海外旅行保険と同様、国内旅行傷害保険は最高5,000万円が補償されます。
(※年会費無料の楽天カードには国内旅行保険は付帯していません。)
なので、海外旅行にはあまり行く機会がない人でも利用価値が十分に発揮できます。
楽天プレミアムカードの利用により楽天ポイントが溜まりやすくなるメリットもあるので、楽天ヘビーユーザーならこれ一択でOK。
「American Express」「Mastercard」「VISA」「JCB」の中から自分のライフスタイルに適した国際ブランド選べるのも特徴です。
SPGカード(American Express)
SPGカードは「スターウッド・プリファード・ゲストカード」の略で、旅行通なら誰もが知る旅行向けの特典が秀でたクレジットカード。
年会費は34,100円(税込)と高く設定されていますが、それだけ付帯されている海外旅行保険の内容も充実しています。
SPGカードは海外旅行保険が自動付帯されるので、本カードで旅行代金を支払わなくてもOK。(ただし、補償内容には差が出てくるので、いずれにせよ旅行代金をSPGカードで支払うのがおすすめ。)
具体的な保険内容は以下のとおりです。
SPGカードが優れているもう一つの点は、保険の適用範囲がカード会員本人及び配偶者、カード会員と生計を共にする子ども・両親などの親族(6親等以内の血族、3親等以内の姻族)まで幅広いこと。
これなら年会費が高いのも納得です。
さらに、SPGカードの様々な特典を使えば、簡単に3万円以上(年会費以上)を回収できる設計になっているので、一度このメリットを知ってしまうとSPGカードを持っていないのは逆に損と感じるほど。
旅行に行く頻度が多い方には必携のクレジットカード。海外旅行保険の他、ホテルや航空券予約など幅広い旅行シーンで特典が受けられます。
現在American Expressブランドのクレジットカードを持っていない方にもおすすめのカード。
まとめ
いかがでしたか?
海外旅行保険が必要になるシーンやクレジットカードを選ぶときの注意点、旅行で持っていると安心のおすすめのクレジットカードを紹介しました。
最近は海外旅行保険が付帯しているクレジットカードが多いので、年会費や補償内容、その他のサービスなどを見比べて、自分にもっとも適したカードを探してみてください。
メインカードは一つでも海外旅行でも使えるクレジットカードを複数用意しておくのも安心できるポイントかなと思います。